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閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

ランドサットの捉えた西之島H261024

あんまり煙が高いので里の西之島が見えなかったよ

さて今回は期待してた良好な天気の中、西之島がやっちゃってくれました。

噴煙は火山活動のバロメータの一つ。活発なのは良し。だが撮影の瞬間にぶっ放してくれるとは。

この噴煙と雲を分別する微妙な波長があるらしく、以下の方法で色分けたのが下の画像。 

使用バンドB8背景、B7赤、B3緑です。これで噴煙は緑に、雲は赤く色分けされたかと思います。

f:id:gravireyossy:20141024184822j:plain

--追加の追加--この噴煙ですが、Aqua衛星に撮影されていたらしい。

f:id:gravireyossy:20141025113301j:plain

 撮影時刻は日本時間で12時45分。ランドサットの10時7分から2時間38分後だとおもいます。右に小笠原諸島を入れてあるのでスケール代りに。

噴煙が高いんじゃないかという意見もありましたが、確かにでかい噴火だったようです。スコリア丘の形状が富士山型で残っているかどうか怪しいレベルでないか。

と思ったが、西之島にとってはこれは普通の活動だったのかも。

http://vrsserv.eri.u-tokyo.ac.jp/REALVOLC/MTSATd/IM04//2014/10/20141024_03.gif

 

この画像は1辺200kmくらいです。

いやー普通に活発程度に見えるな。

 

さて以下位置合わせなどに続きます。

 お次は最初の画像に紫外線のB1を青く追加して、B8、B7赤、B3緑、B1青としました。

f:id:gravireyossy:20141024185032j:plain

きれいですが、これは人には見えないはずの紫外線の青と赤外線の赤の入った疑似カラーです。やはり噴煙の下から何か情報を得られる雰囲気ではないですね。

だがしかし、 本体は見えないけど心の目を開けば見える、次の画像できっと! 

 

ということで今回の位置載せ画像はこれ。そしていきなりですが注意があります。

f:id:gravireyossy:20141024201908j:plain

  -この画像はランドサット8の西之島H26.10.24撮影のデータB8青緑,B7マゼンタに、H26.10.20夜間撮影のB7を赤で追加しています。ですので撮影年月日の紹介はご注意ください。- 

 

ランドサットは日中撮影の84時間前と後で夜間撮影をします。これは頻繁だし夜間は熱画像のB10とB11、赤外線のB7,6,5しか利用できません。でもこの赤外線のB7画像は溶岩の活動を直接確認できる良いバンド です。

今後はランドサットの夜間スケジュールを加えた、この3回の撮影を1枚の写真として合成すれば、日中画像で見えない部分を補完できると思います。

 

--追記--

今までお世話になっている、宇宙技術開発株式会社のH26.10.20のE01サイトをご紹介。

Landsat他衛星画像ギャラリー 西之島EO-1画像 宇宙開発と共に 宇宙技術開発株式会社 衛星画像データサービス

背景の解像度はランドサット8より面積当たり倍は細密です。南台地はよい踏ん張りをしているね。

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.