西之島大陸と五龍の卵
我々の見ているのは西之島の一角
14日の夜のサイエンスZEROは「西之島が大陸を生む?」がテーマです。来ましたね。
ドローン撮影かな・・なんかすごい動画が出てきたぞ。。。サメ池発見!
閉塞してないのかな、サメ池はまだ海の色をしている。これは楽しみだね。
西之島大盛り一杯食べきったら無料
さて西之島の山体は活火山の中でも3番目にボリュームが大きいという一覧表もでました。
なるほど基面が深いからね。西之島は昭和噴火の際に隆起した場所があると報告されていましたし、私たちが見ている絶海の小島西之島のイメージは、まだまだその実体の氷山の一角なのかもしれません。
そんなわけで久々に海底地形図に西之島を載せてみました。
背景の出典は産業技術総合研究所 地 質 調 査 総 合 セ ン タ ーで田中美穂さんの作成です。きれいな地図ですよね、田中美穂さん・・惚れてまうやろーっ!!
https://gbank.gsj.jp/volcano-QV/VOL_JP/PH_FILE0/174_8.htm
まだまだ続きますよ
西之島と大陸の関係
このサイエンスZERO、この番組の主な内容は恐らく下記のコラムが骨子だ。これは西之島溶岩が大陸地殻と組成が一致している件から、西之島が大陸の卵を生み出している疑惑です。
2014<JAMSTECニュース<独立行政法人海洋研究開発機構
これ西之島はオーストラリア位になるのかとか、せめて四国くらいにという発言を引き出していた重要なネタ。これで西之島も公式で大陸の卵と呼べるわけか。
地殻が薄いというのは
でこの内容については素人的観点で自分も気になる事がある。番組が放送されてから言えばよい事だが、何もわからない準備不足な今だからこそ言ってしまう。
自分が習った島なり大陸なり海面上に頭を出す陸地は、その下に比重の小さな地殻がある程度の厚みを持っているのが前提だった。地殻の厚みは海洋地殻7km、大陸地殻は30~40km程度、造山運動中の地盤はこの倍にも及び、そしてこの厚さが大陸を陸地足らしめている。つまり比重が小さい地殻がいかだ船のような役割をして陸上部分はマントル上に浮いて海面から頭を出していられると。
翻って西之島は陸上部は出ているものの、下地となる地殻は薄いという。つまり地殻に浮くべき足場になる反力がほとんどない。陸上部に噴火地形が有ったとしても、このままでは自重によって沈んでしまう・・。これが自分の持つ心配事。
硫黄島にせよ西之島にせよ標高の変化が激しい。この変動は火山性なのかプレートによるものなのか、いずれにせよ島を支えるメカニズムはどうなっているんだろうか。自分の心配事は払拭されるのだろうか。
だがしかし島を支えるメカニズムは下の記事で衝撃の展開を迎えるのだ。誰か止めてくれ。
夢でもし浮上したら
ここまで科学的っぽく取り組んでいるけど、次のお話は夢のお話です。しかも私個人的な、「変な夢見ちゃったよ」話です。他人の夢の話程眠くなるものはないと思うのですが申し訳ない、ここではかなり昔に自分の見た夢を書きます。
今から20年以上も前社会人になろうという頃、しかしその頃はよく寝ていたので神秘的な夢をたまに見ました。その日の夢はこうです。
地下に眠る5匹の龍がいて、この龍は5個パックの魚の缶詰のようにひと箇所に積まれた形状になっていました。一つ一つには性質を象徴する色があって、その色のなかで龍は眠っていました。そしてこのうち下から2番目の緑色に象徴される龍を、目覚めさせるのが自分の役割だという事でした。
ちなみに龍は日本昔話に出てくるタイプの和風の龍で、モンハンで出てくるような恐竜タイプではありません。一番下は赤で、緑の上3つは青と黒と白に象徴される龍だったと思いますが、この3龍の順番は不明瞭です。
そしてこの龍らが目覚め、皆所定の位置に配置されると各々の龍はイメージを転じて柱のような役割を果たし、大陸を支え浮上させるというのです。その大陸はの名は「ムー大陸」。
草1本生えていない無垢の大陸がゴゴゴゴと地鳴りを伴いながら浮上するイメージを見て自分は圧倒され、「すげー」とか思いながら眺めていました。
以上の内容で、起きた時はなんか大変なもん見たわー気分でした。
当時の自分は何が自分にできるのだろうかとぼんやりと考えていたものでしたが、また浮上するとか名前もムー大陸だし、なかなか現実にどう当てはめて取り組んだらよいのかと思っていました。
またこの龍の目覚めさせ方は見当つかず、夢の中では先ずはだるま落しの要領で緑色だけ抜き出そうかとか思いましたが、そう思ってから夢の中でもまずい気がしたものでした。
ここまで申しておいてさて、恥ずかしながら先日のねこあし@さんの「日本の真下に走る土の竜が目覚めたのでしょうか」というコメントを読むまで、この夢の事はすっかり忘れていました。
西之島に取り組む自分の執念は自分でも常軌を超えている気がする。何かこういった無意識的な動機によるものだったのかと思うこの頃。
さてこれまで、今回は斜め上方向に突き抜ける事が出来たか。
あらゆる視点と可能性からお気楽にコメントをどうぞ。