閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

第三管区海上保安本部提供の西之島H261231

 

 海保の画像が気象庁から流れてきたのが気になる

 

気象庁から12月の概況が発表されました。資料の中に気になる画像があるので記事にします。

この出典、火山活動解説資料は西之島の活動の状況や警戒事項について、地図や図表を用いて、定期的または必要に応じて臨時に解説してくれる資料です。

他にも全国の週間概況とかの資料もあるのですが、これが一番使えるかわら版の様なものと思っています。

 


気象庁|火山活動解説資料(西之島)

 

まずはきれいな海底地形図があったので紹介します。それだけなんですが、地図は好きなので。

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経緯線がみっちり15秒毎に入っていますね。この海岸線は何時のか不明だが・・、12/25かな。 

 

 

 

お次はH26/12/31の写真ですよ

 

もう少し、解像度高い空中写真が見たい~

昨年末の12月概況の資料に入っていた12/31に海保の撮影した西之島の画像。この日付の画像が気になる。

これがH26/12/31の海保画像。よく見ると火砕丘の北側に側火口がある、ように見える。

写真は(12 月 31 日 13 時 22 分西南西方向から撮影・第三管区海上保安本部提供)

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変色域は入念に報告されているが、側火口は無視なのか見ないふりなのか。そもそも側火口が目の錯覚なのか。

この前日のランドサットの画像は下の記事、H26/12/30の撮影だ。

 

ランドサットの捉えた夜の西之島H261230 - 閣下が不用意に打たれたblog

 

 東側に火口が開いた前提、などととしれっと言った回です。この段階で新展開は始まっていたと考えているので、翌日である12/31の写真は貴重。気になる~。

 

 

 

というわけで12/31の画像があるなら、それこそ色んな方角から入念に見てみたいものです。

海保さん、是非!UPして欲しいですよ。

 

よろしかったらコメントなどどうぞ。

 

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.