閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

ランドサット8の捉えた夜の西之島H270329

 雲が多くても

 今回は雲が多かったので、TIRSにはデータが載りませんでした。諦めていたのですがB7B6はしっかり画像を得ていたんですね。

 当初位置合わせはランドブラウザーから直接TIFFをDLして、GISソフトのデータ上にて済ませました。これでうまくいったと思ったのですが、しかしあらためて元データをQGISから載せ直すと上手くいかない。

 

 QGISから取り込む際に表示をネイティブピクセル解像度にズームさせるのですが、今回はそのズームの縮尺がいつもと異なっていたため、勘違いなのかよくわからない事態に。ですので位置合わせは今回イマイチ、信頼性無しという事で。勉強して出直しますがな。

 とはいえ画像そのものは中間長赤外が頑張ってくれたし、無理して色を作ってみました。バンドはB11青、B7赤、B6緑。30m/PICのつもり。

f:id:gravireyossy:20150331002432j:plain

TIRSにノイズが無くなれば、もう少し花の様に仕上げるぜぃ。

 

さてお次は赤地図に位置合わせ。ランドブラウザーの表示から撮ってますので、べらぼうでもないかと。

f:id:gravireyossy:20150331002349j:plain

ちょっと判読

光点の位置は遠目にシフトした。やはり溶岩多すぎだろう。

西之島は頑張って噴いていたのに溶岩量が減っただの膨張が止まっただのと報道するから、御機嫌を損ねてこんな事態に。ここはマスコミの報道がいかんかったな。

去年の9月もオワコンだと言われた直後の活動だったからなあ。

 

追記

利用データをUSGSベースに変えました。

B7赤、B6緑、スケールは図示

f:id:gravireyossy:20150516222626j:plain

 

 

 

記事は以上とします。次は4/2の日中写真ですね。

コメントはお気楽にどうぞ。

 

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.