H270530小笠原諸島西方沖でM8.5の地震発生
西之島から73km離れていても直下と思うホトトギス
自分のところは大きく揺れました。日本中がゆっさゆっさと揺れた感じ。
さて震源が西之島近傍という事もあり注視していましたが、震源の深さが590kmと大変深いのが特徴だったと思います。
西之島からの距離を考えるときに前記事のコメントでも申しましたが、深さ590kmというのが深すぎて、計算上水平距離にも影響があります。
地球を球として計算して、西之島と震源の地表面での水平距離は73km。
しかし震源の深さでの水平距離は66km程度まで縮まります。
そうなると震源深さに比べて水平距離は11%で、もう直下と言えるほど近いと思います。
マグニチュード8.5というエネルギーだったし、今回の西之島の噴火活動にどのような影響がでるのか。
H270530追記:気象庁によると震源は、北緯 27度51.6分、東経 140度40.9分、深さ682km、マグニチュード8.1と訂正されました。西之島までの海面距離は71km、震源深さでの距離は63kmとなりました。
画像は地理院地図から。震源付近に+印です。
近いわ。
さて深さと近さを体感できるように、地球の断面図を作ってみました。
追記:下図は震源の深さ更新、内部構造厚さ追記、ランドサットの軌道を追記しました。
震源深さは上部マントルと下部マントルの境かあ。どうなっておるやら。
そういえば
5/22に環水平アークが見えたので地震あるかも?というニュースが話題になっていましたが、迷信だと方付ける前に地震が起きました。
紹介するのは最近の環水平アークではないですが、きれいだったので画像記事を紹介。うーむ、見てみたい美しさだ。
出典はこちら
今回の地震はこちらで確認。
さて速報だし、記事は以上です。
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