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閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

H270726 ランドサット8の捉えた夜の西之島

西之島 ランドサット

夕霞明けて覗くはそらの島煙たなびき沈むうつしよ

旅客機から撮影されたという西之島の写真が2chの西之島スレにUPされていたのでここで紹介します。 綺麗だしシンプル、最近は自分のPCで壁紙に使わせてもらっています。

撮影は2015/6/20夕方、高度13000mの旅客機の窓から撮影されたとのこと。画像右がほぼ北方向で、北東に向かって噴煙の流れている様子と思われます。

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雲間の輝きに照らされた大海原に、西之島と噴煙が鏡のようになびき浮かび上がって、まさに幻想的。どこか違う次元を垣間見ているような、銀河鉄道から眺める風景の様です。

画像出典は「地球科学@2ch掲示板」の【西之島新島】その12の投稿から。

http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/earth/1434444582/742

地球科学@2ch掲示板

http://wc2014.2ch.net/earth/

自分は「地球科学@2ch掲示板」の【西之島新島】を常々覗いていますが、この写真の掲載は上記スレ上で投稿者さんから転載の許諾を頂きました。この場で御礼申し上げます。 

夜間撮影のお天気は~

さて7/26の夜間撮影は、B10で見ると雲が多くかかってきてしまい、少し残念な状態になりました。ただ隙間も大きかったので B7、B6、そして流出口付近ではほんの少しB5の輝きを確認することが出来ました。 

画像はH27/7/26夜間撮影の西之島付近。バンドの処理はB10ネガポジで濃いシアン、B7高感度で赤、B6高感度で緑。画像解像度は120m/px。 

f:id:gravireyossy:20150730161918j:plain

白く明瞭な雲の隙間から、西之島の熱活動である赤い輝きを確認できる状態です。 

 火映の表示

さて雲が多いときはB10をネガポジで表現すると、画面が真っ白になってしまい収拾がつかないので、以前の画像処理手法にて紹介します。

バンドの処理はB10青、B7高感度で赤、B6高感度で緑、スケールは10m/px。

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 B7で多少火映を表示してみると、B10で黒く影のように写る雲が陸上の熱活動に照らされて赤く、高感度処理してB7の火映として見えます。

全く美しいな、火映は。

位置合わせに続きますよ。

位置合わせ

 火山活動の位置を海岸線に合わせるのにGISソフトを使うのですが、今回は夏らしく念写風にやってみましょう。マイブームだし。見えないものが背後に見える・・夏っぽいですね~。

バンドはB7高感度で赤、B6高感度で緑、7/23日中撮影のB8を背景に。スケールは10m/px 

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ギャー=ッ!! 真っ赤に染まった西之島がこっち見てるッ!見えないはずなのにぃぃ!!

<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!

 

あービビった。こういう演出は苦手だよ。

とりあえずGISソフト上の位置はこれで良し。狂ってない気がするし。

で、位置が分かったところで載せる海岸線は国土地理院3/1、だいち2号の5/15、EO-1の6/26データから。バンドはB7赤、B6緑。スケールは100m毎のゼブラで図示。 海底地形の等深線はオリジナルで、50m毎です。

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赤色立体図載せ

 赤色立体図に載せます。B7高感度で赤、B6緑に、赤色立体図を背景に使用。スケールは100m毎のゼブラで図示。

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赤色立体図は千葉先生の発明したアジア航測の特許技術です

判読です 

今回は雲が多いので多くを語れませんが、見えているものでは溶岩流出口。ここは第7火口東の位置で健在の様です。

また東の頬付近は2本の溶岩流が明瞭で、これが海に流れ込んでいる状況だ。ここは谷筋だったので、埋まり始めると早いですね。また1つ湾入部が無くなったか。

しかし火口とホルニトは全く写っていません。活動自体はあると思われますが。

 

ところで海保の撮影したH27/7/24の画像が週間火山概況に出ています。

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気象庁|週間火山概況

これを見ると、ほぼ今回の撮影状況と近い状況が見て取れると思います。

報告では火口が大きく開いて火口縁は北側で崩れていて、そして中央の第7火口周辺には黄色っぽいストレッチパワー硫黄析出物がここに!溜まって~きているようです。これは、ピーンチ! 

 

さあ今こっそ~♪ 立っち上がれ~ ♪ ぼくらのヒーロー! ストレッチマーン

 

ぬは、ぬはっ、ぬははっは~っ

記事は!以上です。

コメントは!お気楽にどうぞです。

みんなぁで~さあ ストレェーッチ!!

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.