閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

ランドサットの捉えた夜の西之島H270115

 

夜の西之島画像も様変わり

1/15の夜、本土は大荒れでしたが小笠原諸島では降水確率20%。西之島はランドサットにきれいに収まったようです。

 

前回ランドサットのBAND7の能力が高いのは分ったけど、今回は8ビットのままです。

ただ3色使う為に無理目の処理を実行。B7青、B7緑、B6赤で10m/picです。

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レベルの低い照度を青で拾い、高い照度を緑にしてみましたが、中々きれいですね。

前回と似た傾向ですが、3日分の変化もやはりあるようです。

 

ランドサット8の捉えた西之島H270112 - 閣下が不用意に打たれたblog

 

 

 

 次は位置合わせです。

 

 今度はB7赤、B7緑、B6青です。

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海岸線は噴火前と、噴火後は12/24の海保、9/6頃の2本です。

 

判読です

さてさて見るところは少ないですが、嘴ルートの先、北西の溶岩流先端部分の光が弱まってきています。

新規の溶岩流出火口は光点が小さくなりました。溶岩流は既にトンネル化しているのかな。そしてトンネルの出口は北東の火口が復活したような模様ですね。すでに海岸線を超えて150mくらいは突出し流出しています。ここは84時間前に比べて80mくらい伸びてますので、勢いもあります。

 

そろそろ空中写真が見たいです。火砕丘はどうなっているのかな。火口の位置も南にスライドしているみたいだし。

 

コメントはお気楽にどうぞ。

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.