閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

H270520ランドサット8の捉えた西之島

台風一過の西之島

 

今回は取り急ぎランドブラウザーからバンド単体で取得した画像で処理しました。 多少ギザギザしてますが元の解像度はこのようなものです。画像も記事も差替えがあるかもですよ。

いきなり位置合わせ

処理は雲が多いので単純化しています。噴煙からはほぼ西風が吹いているようです。

B8背景、B7赤。スケールは図示。

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B7が溶岩流をうまくとらえているようです。

このB7低感度で赤着色すると下図のように。スケールは・・不明。

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 名物のサクラエビではありませんよ。

赤色立体図合わせ

さてB7赤着色、B6緑、B4減算を赤色立体図に載せると

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赤色立体図は千葉先生の発明したアジア航測の特許技術です。

 

ちょいと判読です

海岸線は随分伸びています。拡大部分の面積は0.07km2。

火砕丘の火口は変わらず。溶岩流出口も火砕丘北東で不変。溶岩流の位置も陸上部分の見える範囲で変わっていません。

海に出た溶岩流は台風の影響があったかどうか、2つの溶岩扇状地のうち南西側が優勢のように見えます。

gravireyossy.hatenablog.com

 

記事は以上です。

レスは遅くなるかもですがコメントはお気軽にどうぞ。

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.