西之島にランドマークは生きているか?
H260906の西之島のランドサット画像、火口から北に向かうは溶岩流なのか、さては火砕流や火砕サージなのか。見えないだけに大いに想像するわけですが、先日リージョンを作成した熱源の形状を、ちば先生の赤色立体図を背景にマスクすると今回の図になります。
今回熱源を赤に表現したいので、背景の赤色立体図は少し色合いを変えて黄色っぽく、月浦平原においては最も低い場所を水があったつもりで青く塗りつぶしました。
赤色立体図(2014©アジア航測㈱)
冒頭に触れたように、今回の高温熱源の正体については2chでも大いに話題になっている。今回は熱源が図のように既存地形の谷間を入念に占めていることや、写真で表現された色が黒っぽい溶岩色?をしていることなどから、自分は北火口が溶岩であふれたのだと思っている。
絵を見ると高温の熱源の本流は右(東側)に回り、おっき岩とたらい岩に向かっている。これらのランドマークは本流が溶岩流のケースでは助からないだろう。