ランドサットの捉えた夜の西之島H270313
ランドサットの捉えた新展開?
速報していましたH27/3/13夜間撮影の西之島画像。本記事では内容も画像も変わりましたが、似たようなものですね。
2015/3/13夜間撮影の西之島 BANDはB7高感度赤、B6緑、B5白。スケールは10m/pic。
噴煙が多いようですが、撮影への影響は限定的です。
高温でないと光らないBAND5
今回光源の熱は火口や流出口などの位置をB5を中心にした画像で確認する。
次は同2015/3/13夜間撮影の西之島 BANDはB7赤、B5白 スケールは10m/pic。
このように中央火口の北北西側に光の筋があり、B5の輝きであることから火口並の高温と推察。新展開と判断して進みます。
位置合わせ
最近はB5が光ってくれるので、位置合わせは助かります。
海岸線はH27/2/5東大地震研より。等深線は作成中のベータ版です。
火砕物が随分と広範囲に散らかっています。
火口よりよっぽど高温に見える光源が、あのH26/9/6大流出の流下方向そのままにシュート回転しながら流れている様に見えますな。
そして例のあの頃の記事です。
ブログとしてみると技術も意識も低いが懐かしい。ほぼ半年前ですね。
そして最近はまっている赤色立体図に夜間画像をあてがう処理を実施。
新展開の今後を占う余計な矢印を添付しました。
判読です
中央火口の位置は破壊されていないと思いますので、これは溶岩流の新展開で良いでしょう。今日は噴煙もブリブリ出てます。
開口位置はH26/9/6とほぼ同じ位置にあり、流下した溶岩流先端がどこに向かうのか、等高線を基に大まかに想定すれば、
- 三角浅根方面
- 銀河浜方面
- 千鳥嘴方面
- ご神体-小夜浜方面
この4つになると考えた。
うち4のご神体-小夜浜方面は旧西之島生態系のほぼ全損を意味するので、恣意的に想定しない。
そこで1の三角浅根方面を推してみたい。
自分の見た感じ、今回の流下は最近の溶岩トンネルローブと古い溶岩流の際、隙間を縫って流れ始めたと思う。
溶岩トンネル上部は下部からの熱があり、新規の溶岩流も相対的に流れやすいはずで、勾配の不足を補って三角浅根まで向かうと予想。
でないと4のケースが危ない~。
以上です。
本記事の前からのコメントありがとうです。 現状公式の出ない夜間画像は「とりあえずUP」も大事だと思うので、またお付き合いください。
ではさらなるコメントもどうぞ。