閣下が不用意に打たれたblog

噴火で変遷する西之島の火口や海岸線、暗礁などの海底地形等の図を衛星画像や各種資料から作成してます

西之島に衛星写真来ました。

西之島は随分とご立体です

だいち2号の観測データが定常配布になった。今後どこまで我々はアクセスすることができるのだろうか。

悪天候をものともしない撮影能力で噴煙をも無視。西之島に関してはこの能力を周知する意味合いでも詳細画像の公開を希望したい。

興味深いのは、パスコの提供してくれるTerraSAR-X衛星と、撮影日が近い事が記録上見受けることだ。たとえばこれ。

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右は11月8日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)「だいち2号」の観測データ

左は11月9 日(JST).TerraSAR-Xによる衛星画像 (協力: 株式会社パスコ)

そしてお次はちょいと昔のですが

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右は6月20日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)「だいち2号」の観測データ

左は6月19日(JST).TerraSAR-Xによる衛星画像 (協力: 株式会社パスコ)

 

さてこれら写真としては似とるけども・・撮影角度が違う。中央火口丘なんてひょっとこかいな。まあ上手く拾えば標高を確認できるかもしれません。撮影の諸元が分かればなおさらOK

ちなみにここまでやればあれですよね、立体視。もちろん頑張ったけど、自分はなんかうまくいかないなあ。

 さてパスコの画像は動画からのキャプチャだけどさすが解像度高い。だいち2号のデータは運用も公開も今後に期待しましょうか。

 

LandBrowserのクレジット表示 The source data were downloaded from AIST‘s LandBrowser, (http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.